新型コロナウイルスで出産事情は変化!妊娠が分かったらやっておきたい2つの事
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、産科のある病院も対応に追われているようです。私自身2人の子供を育てる母親で、昨年第二子を出産していることもあり、周りには第二子、第三子を妊娠している友人が多くいます。
つい数ヶ月前に出産したばかりなのに、そのときに比べて出産の事情は大きく変わってきています。
今のこのコロナ禍の状況で、特に重要だと感じたのは「病院選び」だと感じています。
新型コロナウイルスによる出産の対応は病院によって異なる
現在妊娠している友人たちに連絡を取って知ったのは、病院によって新型コロナウイルス予防対策が異なるため、出産への対応も異なってきているということです。
ある病院では、
・立ち合い出産禁止
・面会は旦那さんのみ
という条件をつけているところもあれば、ある病院では旦那さんの面会も基本的に禁止としています。
総合病院では、他の入院患者さんとの接触を避けるために院内にある売店等に行くことも禁止となっているので、しっかりと入院の準備をするように伝えられたと言っていました。
その他には母親学級の中止、早期の母子同室など病院によって個別に新型コロナウイルスへの対策を行なっているようです。
「日本産婦人科感染症学会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会は今月、妊婦と医療スタッフの感染リスクを避けるため、立ち会い出産や入院中の面会を推奨しないことを医療機関に通知。両親学級の延期や妊婦健診の間隔を空けることも要請した。」
というニュースもありましたので、基本的に立ち合い出産や面会は制限がかけられることになりそうです。
また友人の話では、感染が拡大するにつれて病院の対応が変化していき、最近では陣痛がきたら本人や同居の家族に発熱、咳などの症状がないか確認し、問題がなければ受け入れると言われたそうです。
岩手県では帰省して間もない妊婦さんが破水し、救急搬送された際に2つの病院から受け入れを拒否されたことも話題となりました。
これは、感染リスクに対応出来ないことが受け入れ出来ない理由でしたが、現在病院側も感染対策を行なっている最中なので、どのような出産になるのかはこれからも日々変化していきそうです。
安心して出産するために、希望にあう病院を選ぼう
新型コロナウイルス感染予防のため、病院もどのように対策を行えば安心して出産出来るのか、また他の妊婦さんへ配慮ができるのかなど試行錯誤しながら対策を整えています。
ただそれらの対策は、病院の規模や設備、個人病院か総合病院かによっても異なります。
そのため妊婦さんがすべきこととして、妊娠が分かったらまずいくつか病院を選んで、それぞれどのような出産を行う予定なのか確認をしましょう。
また、里帰り出産にするのか、自宅付近の病院で産むのかもしっかりと事前に家族と話して決めておくことも大切です。
近年は産婦人科自体少なくなっていて、急な出産に対応出来ずに問題となるケースもありましたが、コロナウイルスの影響でさらに出産に関しては事前の情報収集などが重要となりそうです。
色々な制約はありますが、一番自分が納得する形で出産出来る場所を探すことが大切です。
こちらも参考にして下さい。
参考記事:妊娠したら何から考えればいい?分娩について詳しく知ろう!
一番重要なのは「安全に出産する」という心構え
ただ、しっかりと事前に準備をしても、どうなるか分からないのがお産です。
実は私、最初の出産の時に無痛分娩を希望し、無痛分娩ができる産婦人科を選んだのですが、骨盤にはまらず、陣痛もこないということで、予定日当日に帝王切開で出産することになりました。
はじめは戸惑いもありましたが、最終的には「最も安全な方法で出産できれば良い」という結論になりました。このような心構えを持っておくことがとても大切ですね。
この新型コロナウイルスの影響で日本産婦人科学会は帝王切開が増える可能性も示しています。
妊娠中の皆さまへ:日本産科婦人科学会
どんな出産でも大変で、そして感動的なものです。
事前にできることをしっかりやりつつ、最終的に変更になったとしても、最善の方法で子供を産むと決めておくと気持ちも楽になります。
あとは帝王切開などが必要になった場合に備えて、医療保険の検討や、健康保険の限度額認定等の事前準備もしておくとさらに安心です。
参考記事:妊婦さんでも加入可能な医療保険エブリワン
まとめ
コロナウイルスの蔓延で大変な時期ではありますが、妊娠が分かったらまずやることは2つです。
- 事前に産科をいくつか選んでどのような対応をしているのか確認する
- 出産の仕方は変更になる可能性があるので出来る限り準備をしておく
これは通常の出産でも同じです。ぜひ妊娠生活を楽しみつつ元気な赤ちゃんを産んで下さいね。
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