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新型コロナウイルスが心配な妊婦さんがやるべき不安解消法


2020年04月15日

新型コロナウイルス感染症が世界的に広がり、妊娠中の方は不安な日々を過ごしているかもしれません。
妊娠中は普段と違い、身体と心の変化が大きな時期です。

少しでも安心して過ごすためには、まず不安な思いと向き合い、正しい情報を得て、解決策を実行していくことです。新型コロナウイルスに関して、妊婦の症例が少なく、ハッキリとした研究結果が出ていないのが現状のようです。

私自身は医療の専門家ではありませんので医学的な事には言及できませんが、現在どのような公式な情報が提供されているのかを中心に情報をお伝えしていこうと思います。

妊婦に対する新型コロナウイルス感染症の情報源はどこを見たらいい?

新型コロナウイルスは世界的に広がりを見せているため、日本だけでなく世界で様々な研究が行われています。そのため、世界各地の公的機関から情報が発信されています。

日本の場合、厚生労働省をはじめ、日本産婦人科学会、日本産婦人科感染症学会等が妊婦さんに対して情報を発信しています。厚生労働省は情報の発信だけでなく、妊婦さんの感染症対策として主に4つの対策を行っています。

1.普及啓発
2.マスクの配布
3.職場での配慮の要請
4.周産期医療の提供

特に気になるのが病院に関してで、まずは感染させない、そして万が一感染した場合はどのような出産になるのかも気になるところですよね。
厚生労働省は都道府県に依頼し、各機関と連携して、これらの環境を早急に整えているところです。
最新情報がどんどん更新されるので、厚生労働省のホームページ等は細かくチェックしておくことをおすすめします。

妊娠中に新型コロナウイルスにかかったら?

厚生労働省は「現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても経過や重症度は妊娠している方と変わらない」と、発表しています。
なぜ後期だけなのかというと、妊娠初期、中期にかかった人はまだ出産していない、症例が少ないというのが理由のようです。

胎児に対しては、ウイルスの感染が海外で報告されていますが、胎児の異常、死産、流産を起こしやすいというのは報告されていません。まずは感染予防を第一にして、感染してしまった場合は専門機関にしっかり相談して問題をひとつづつ解決していきましょう。

妊娠中に気を付けるべき注意点と予防法

現時点の段階では一般の予防法が適切とされています。
一般的には妊娠中に肺炎を起こした場合は重症化する可能性があるため、とにかく予防法を徹底することが大切です。厚生労働省が予防として効果があると発表しているのは、

1.手洗いの徹底
2.①換気の悪い密室空間
 ②人が密集している
 ③近距離での会話や発生が行われる
という3つの条件が重なる場所を避ける
3.家庭内に感染の疑いのある人がいる場合、接触を避けたり、タオルや食器などを共有しない

以上3つです。
また、働いてる場合は政府から妊婦には特別な配慮が要請されています。
職場で相談して、体の負担や感染予防について相談をしておきましょう。

風邪?コロナウイルス?体調不良の場合どうしたらいい?

妊娠中は免疫力が落ちるため、普段より体調を崩しやすくなります。
妊婦に対しては「風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合、あるいは強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、早めに帰国者・接触者相談センターにご相談下さい」とされています。

筆者の周りには現在第二子、第三子を妊娠中の方が多く、彼女たちから状況を確認してみたところ、体調を崩したため妊婦検診前に産院に連絡したら「内科で診察を受けて新型コロナウイルスの疑いがあるか確認が必要で、それまで検診は受けられない」と言われたそうです。

彼女の場合、彼女自身は喉の痛みのみだったらしいのですが、ご主人が1日だけ発熱した事で念のため検診不可となったようです。結局はただの風邪という事でしたが、治るまで大きな不安を抱えていました。

この事からまず、体調不良を起こした場合、産院ではどのような対処が必要なのか事前に相談をしておきましょう。そして、その他の病院の受診が必要な場合、近くでどの病院がどんな受け入れ体制をしているのかも出来る限り情報を集めておくこともオススメします。

また、帰国者・接触者相談センターは住んでいる地域によって相談場所が異なります。こちらも事前に調べておきましょう。以下にURLを載せておきます。
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター

妊娠中はただでさえ気持ちが不安定になりがちです。その気持ちをそのままにせず、どうすれば良いのか色々なケースを考えて調べておきましょう。このサイトでも今後妊婦さん向けに色々な情報を発信していきます。

参考資料

・厚生労働省 「妊婦の方々などに向けた新型コロナウイルス感染症対策」をとりまとめました
日本産婦人科学会

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