妊娠中に旅行に行って大丈夫？注意点と準備についてまとめました
「赤ちゃんが生まれたらしばらく旅行には行けないから、妊娠中に旅行に行こう！」と思っている方は多いですよね。
私も長男を妊娠中に同じことを思いました。
でも、妊娠中の旅行って大丈夫なのかな？と不安になりますよね。
そこで、
・妊娠中の旅行は大丈夫なのか
・旅行のリスク
・安全に旅行するために気をつけるべきこと
をまとめてみました。
この記事の目次
妊娠中の旅行による危険はどのくらい？
私が妊娠中に参加した母親学級では看護師さんが
「妊娠中の旅行にはリスクがあるため、病院ではなるべく控えるように言っています。そのため、旅行に行く場合は自己責任でお願いします」
と説明がありました。
旅行中は環境の変化、長時間の移動等で身体に負担がかかり、出血や体調不良を起こす人がいるそうです。
人の体は異物が体内に入り込むと攻撃をして身体を守りますが、妊娠中はその攻撃が赤ちゃんに行かないように免疫力が下がります。
そのため、感染症にかかりやすくなったり、風邪を引きやすくなったりするのです。
妊娠中の旅行は身体の負担が大きくなるため、経過が順調な人でも問題が起こる可能性があり、リスクが高くなるということですね。
また、妊娠中はかかりつけ医で経過を見た上で対応にあたるため、病院によっては妊婦の救急搬送を断ることがあります。
私が出産した病院では、旅先で出血してしまったものの近くの救急病院では受け入れてもらえないということで夜中3時間かけてかかりつけ医に帰ってきた例もあるそうです。
妊婦が安全に旅行するには？
私が出産した病院は旅行を控えるようには言っていましたが、病院から1時間以内であれば対応しやすいとも言われました。
そのため私が旅行先に選んだのが、産院から高速を使って1時間程度の場所です。
そこまでして旅行がしたいのか…とも悩んだのですが、やはり子供が生まれたらしばらくは旅行に行けないと聞くし、子育てが終わるまで夫婦で旅行に行くことはなくなるな…と思ったのでリフレッシュも兼ねて旅行に行きました。
まず、気を付けたのは妊娠の週数です。妊娠初期、特に12週までは流産も多く、つわりもあるので避けました。
一番行きやすいのが妊娠中期と言われる時期で、いわゆる安定期です。
安定期と言っても絶対安全な訳ではないですが、体重増加防止のための運動も許可され、お腹もまだそんなに大きくないので動きやすい状態ではあります。
妊娠後期までいってしまうと、お腹も大きくなって早産や出産のリスクも高くなります。
これらを考慮して、私は妊娠中期に産院から1時間程度のところに旅行に行きました。
旅行中も特に大きな問題が起こることもなく、本当に良い思い出となり、行って良かったと感じました。
妊娠中に旅は2回行きましたが、どちらもホテルでのんびり過ごすというのを中心にし、マタニティプランを利用したり、部屋に露天風呂が付いてる部屋にしたりしました。
マタニティプランはホテルによってサービスは異なりますが、館内を歩かないでも済むように受付から近い部屋にしてくれたり、体調不良によるキャンセルを直前まで受け付けてくれたりします。
妊婦さん用の館内着を用意してくれるところもあるので、マタニティプランのあるホテルはオススメです。
海外旅行の場合はどうなる？
海外旅行の場合、リスクはもっと高くなります。
まず、一般的な海外旅行保険では妊娠に関する治療費や出産費用は支払いの対象外となっています。
そのため、旅行先で妊娠に関する処置をした場合、実費で支払いをすることになります。
海外では医療費が高額になることもありますし、長期入院が必要となれば予定も通り帰国出来ない可能性も出てきます。
これらの事態を避けるためは、妊娠に関する治療費等に対応した海外旅行保険に加入する必要があります。
有名どころでいうと、AIG損害保険会社の海外旅行保険が妊娠21週までの旅行に限り、妊娠異常に関する治療費用をカバーしてくれます。
■ 妊娠リスクを補償してくれるAIG損害保険の海外旅行保険
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飛行機の搭乗に関しても、航空会社によって医師の診断書等が必要な場合があるので気を付けましょう。
子供が生まれたら旅行はしばらく行けない？
妊娠中の旅行はやっぱりちょっと不安…という方に是非覚えておいて欲しいのが、旅行は子供が産まれても出来るという事です。
赤ちゃんの首が座り、ある程度予防接種も終われば外出もしやすくなります。
私は2人目が産まれた後、下の子が生後6ヶ月の時に飛行機で旅行に行きましたが、十分楽しむ事が出来ました。慣れない分大変ではありますが、その大変さも良い思い出です。
産まれてからも沢山旅行は行けますので、無理せずに今出来ることを楽しんでもらえたらいいなと思います。
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