夫をイクメンにしたい!妊娠中からパパと一緒に育児を考えよう!
パパをイクメンにしたい!と考えるママさん意外と多いのではないでしょうか?
世間でもここ最近、男性の育休義務化が議論され「パパの育児参加」論が白熱しているように感じます。今妊娠中のプレママさんにとっても気になる話題ですね。
私は子供2人を育てていますが、今から思えばこうしておけば良かった…ということや、周りのママの意見を聞いて、こうすれば良いのか!というものが見えてきました。今回は先輩ママから送る失敗談と周りのイクメンパパから学ぶ夫婦で考える育児について語りたいと思います。
先輩ママの後悔!最初から育児に参加させれば良かった!
我が家は主人の両親と同居していて、かなり育児に協力をしてくれているので特にパパの育児参加はなくても問題なく過ごしていました。そんな私が初めて後悔したのが2人目の出産後です。
長男が2歳10ヶ月の時に次男が生まれたのですが、どうしても下の子に手がかかるため、何をするにも大変だと感じました。長男も甘えたい、遊びたいという欲求もあるし、何をするにも補助をしなければいけません。もし、今私が1から育児をやり直すことが出来るならまず初めての妊娠中から以下の6つのことをやります。
1.母親学級・父親学級に夫婦で参加
2.妊婦検診は基本的に一緒に行く
3.自分たちが思うパパ・ママ像を話し合う
4.出産は立ち会う
5.可能なら産後数日間は一緒に育児をする(1人で子供を見てもらう)
6.1ヶ月検診に一緒に行く
なぜなら、これらは妊娠中から出産直後でパパ・ママが一緒に出来ることです。妊娠はママだけの事に思われがちですが、そこから少しずつ意識を変えることで2人一緒に親になっていくのです。
私の場合、主人の仕事が忙しいことは分かっていたので、どこかで私が中心に子供を育てると思っていました。しかし、子供は2人の子供です。体の負担はママが背負うけど意識は共有すべきだったと後悔しています。
また、後になって気づいたのは、ママが期待する「パパにやって欲しい事」とパパが思っている「パパのやるべき事」にズレがあるという事です。
我が家は育児参加していなかった分、特にズレが大きくてそれを修正するのが大変になってしまいました。
男性の育児休業の現状
現在議論されている男性の育児休暇ですが、現状取得率は7%程度です。10年前は2%程度だったので微増してはいるようですが、それでも低いですね。
しかし、最近幼稚園の送迎でパパの姿をよく見るようになって、育児参加増えてきている?と感じるようになりました。
事情を聞くとテレワークや時差出勤の影響でパパに時間が出来て、幼稚園の送迎を頼めるようになったということです。
パパの育児参加のために育児休業という制度も良いですが、ほんの少し働き方を変えただけで育児参加しやすくなるということもあるのだと感じました。コロナウィルスの影響で嫌でも働き方が変わった人もいるかもしれません。
しかし、それをキッカケに家族との付き合いきかたが変わって良かったという人もいるのです。
どうやって育児参加してもらう?
先ほど私の失敗から、もしやり直せるなら…といくつか案を出しましたが、私の友人で「男性育児休暇」と取った人がいて、彼と彼の奥さんから参考となる話を聞くことが出来ました。
そこから私なりに考えた男性に育児参加してもらう秘訣は、ママがきちんと気持ちを伝え、焦らず改善していくことです。
彼が育児休暇をとるキッカケは2人目の出産だったそうです。
初めは周りに頼れる人がいなかったので、自分が育児休暇を取って育児を手伝うという軽い気持ちだったと言っていました。もちろん、会社が育児休暇を取りやすい環境にしてくれていた事も大きかったでしょう。
当初は上の子の面倒を中心に見る予定だったそうですが、上の子の時はママが中心に育児をしていたので、ほとんどの事が「ママがいい!」と子供に言われてしまい、相当ショックを受けたとのことです。休みの日や家にいる時は出来る限り子育てをしていたつもりだったけど、実は何も出来ていなかったと気がついたそうです。
そこではじめたのは、ママ・パパ一緒にやる作戦です。
例えば、幼稚園の送迎も初めは「ママじゃなきゃ嫌」と言われたので、家族全員で送迎を行うことにしたそうです。それを1年間続けた時に初めて「パパと行く」と言ってもらえたようで、今ではパパが子供2人を連れて幼稚園に単独で送って行き、下の子を家に帰してから仕事に行くようにしているそうです。(奥様は少し自分の時間が欲しいという希望が叶ったと言っていました。)
子供もある程度大きくなってくると「ママじゃなきゃ嫌」など意思を持ってきます。そうなるとママの時間はますますなくなって大変になります。子供が意思を持つ前にママ・パパ平等に子育てをすると後々楽になってきます。
ただ、育休を取った彼のように後からでもやり直しは可能です。仕事が忙しいパパは物理的に一緒にいる時間が少ないので難しいかもしれません。その中で何が出来るか?家族の形を妊娠中にぜひ考えてみて下さい。
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