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無痛分娩って何?希望したら誰でも出来る?無痛分娩の疑問を解説


2020年08月26日

出産方法の一つに「無痛分娩」があります。
今回の記事では
・無痛分娩はどんなものか?
・病院の探し方
・無痛分娩を希望した私の体験談
をお話していきます。

この記事の目次

無痛分娩って何?

無痛分娩とは、麻酔を使って分娩に伴う痛みを和らげる出産方法です。
完全に痛みを取り除けないので和通分娩と言う施設もあります。

大きく分けて「硬膜外鎮痛」と「点滴による鎮痛」の2種類の方法がありますが、現在一般的に行われているのは硬膜外鎮痛です。硬膜外鎮痛は、背骨にある硬膜外腔と呼ばれる場所に細いチューブを入れて麻酔薬を投与するもので、無痛分娩だけでなく、手術や術後の鎮痛目的でも使われています。

日本の無痛分娩は年々増加傾向にあるようですが、それでも全分娩の5%程度しかありません。
アメリカやフランスでは50%を超える女性が無痛分娩を選択しているというデータがあります。実は無痛分娩の歴史は古く、歌人の与謝野晶子、ビクトリア英女王は無痛分娩で出産したと言われています。

無痛分娩の費用は?

無痛分娩は保険の適用外となり、費用は医療機関によって異なりますが、自然分娩の費用プラス0〜16万円かかります。

希望したら誰でも出来る?希望したのに出来なかった私の体験談

私は2人子供を出産したのですが、長男を出産する時は無痛分娩を希望していました。
出産=痛いというイメージが強く、どうしても出産の恐怖が消えなかったので、無痛分娩で出産したいと強く思っていました。

無痛分娩は医療行為が必要なので、医療機関でしか行えません。しかし、すべての医療機関で無痛分娩が出来るわけではありません。

調べてみたら私の住んでいる千葉県で無痛分娩ができる病院は30施設程度しかありませんでした。そこから通えるところをいくつかピックアップして、口コミや特徴を調べました。

近くに住んでいる友人たちには無痛分娩の経験者がいなかったので、無痛分娩の口コミはわかりませんでしたが、病院の口コミなどはリアルな情報を集めて1つの病院に決めました。

その病院では特にバースプランなどを聞かれることはなかったので、私の方から検診中に無痛分娩を希望していることを伝え、無痛分娩について説明を受けました。
私は後から知ったのですが、無痛分娩は病院によっても方法が異なるので事前に説明を受けて納得できるものか確認する必要があったようです。

特に「24時間体制で無痛分娩が出来るのかどうか」は重要なポイントです。
病院によっては麻酔科の先生がいる日中のみ対応可能で、それ以外は対応できないとしているところもあります。
24時間対応でない病院は通常、陣痛促進剤を使って計画無痛分娩で出産することが多く、計画より前に陣痛がきて、無痛分娩ができなかったということもあるようです。

そんな無痛分娩希望の私はどうなったかというと、なんと予定日の1ヶ月前頃から赤ちゃんの頭が骨盤にハマらないため陣痛がきたら無痛分娩(私の通っていた病院は24時間体制)で、陣痛がこなければ計画帝王切開と言われました。そこから出来る限り運動したり、陣痛が来るというジンクスも全て試したりしましたが、全く陣痛は起こらず、予定日に計画帝王切開を行いました。

ちなみに無痛分娩は日本では一般的ではないため、中には反対する人もいます。私も批判的なことを言われました。
それでも強く希望したのは、姑が味方をしてくれたらからです。

実は姑、30年以上前に子供2人を無痛分娩で産んだのです!
無痛分娩経験者いわく、無痛分娩も痛いと言っていました。

陣痛が来てから病院で麻酔をして無痛分娩をしたようで、陣痛は痛かったし、出産も全く痛みがないわけではないけど、怖さは半減した気がしたと言っていました。
ちなみに無痛分娩で生まれた子供2人とも健康に30年以上生きています。

無痛分娩を希望する場合にやるべき事

1. 無痛分娩のできる施設を探す
2. どのように無痛分娩をするのか調べる

まずは、無痛分娩できる施設を探すことです。厚生労働省のホームページで探すこともできますし、近くの病院で紹介してもらうことも出来ます。

厚生労働省 周産期医療について

次に、どのように無痛分娩を行うのか病院の特徴を調べましょう。24時間体制なのか、無痛分娩を積極的に行っているのか、経験は多いのか等も口コミ、病院のホームページ、直接問合せで確認しましょう。

無痛分娩はあまり一般的なものではないので、色々な意見もありますし、場合によっては希望が叶わないこともあります。また、メリットもあるけどリスクもあります。それらをきちんと知って無痛分娩を選択しましょう。

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