LINEが損害保険の販売ビジネスを開始。
LINEと損保ジャパン日本興亜が業務提携することが発表されました。
2018年中にスマホの対話アプリ上で、損害保険の加入や支払い手続きができるようにするとのことです。
まずは少額で短期の保険から販売する予定
まずは、日帰りのレジャーに関するトラブルに備えた少額で短期の損害保険から取り扱うとのことです。
1日単位から加入できるレジャー保険は既にコンビニでも販売されていますが、スマホで気軽に加入できたら便利ですよね。
レジャーに関する保険では、山岳保険が最もポピュラーでしょう。登山をする方は、万が一遭難したときの捜索費用に備えて山岳保険に加入する方が多いようです。
しかし、海水浴やスキー・スノボといったレジャーではわざわざ保険に加入する人は少ないと思います。
日本国内であれば、レジャー中にケガや急病で医療機関にかかることがあっても、健康保険が利用できますし必要性を感じられないのかもしれません。
しかし、海水浴でもスキースノボでも登山と同様で、遭難のリスクがあるので捜索費用に備えた方が安心ですよね。
わざわざ保険の加入へ出向くとなると面倒ですが、スマホのアプリで簡単に加入できるのであればレジャー保険への加入のハードルも下がりますね。
また、「LINEペイ」で保険料を支払えるというのも魅力です。
LINEペイはクレジットカードが無くてもできるので、クレジットカードを持たない学生さんも簡単に決済ができます。
若い世代の保険加入に期待
保険業界は市場が成熟しており、大幅な需要の増加は見込めません。
今後は人口も減っていくので、市場の規模は小さくなっていくと思います。そのような状況の中でも、最先端の技術を利用し新たな層を取り込む動きは素晴らしいですね。
リスクに備えることは大切です。
若い世代の方も損害保険を身近に感じ、気軽に加入できるようになると安心ですね。
また、レジャー保険だけではなく対象の保険がさらに増えることを期待したいです。
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